
シトラス 2巻
香魚子
あらすじ
小さな体で傷つき、悩み成長していく4人の中学生時代ももうすぐ終わり──。
“奈七美”は自分の居場所を探し、
“崇”は片想いに区切りをつけようとする。
“蒼馬”は周りに素直になれない苛立ちをぶつけ、
“志保”はピアノで文化祭に有終の美を飾ろうと奮闘中。
卒業とともに未来へ踏み出す4人の姿を描く完結巻。
“奈七美”は自分の居場所を探し、
“崇”は片想いに区切りをつけようとする。
“蒼馬”は周りに素直になれない苛立ちをぶつけ、
“志保”はピアノで文化祭に有終の美を飾ろうと奮闘中。
卒業とともに未来へ踏み出す4人の姿を描く完結巻。
まさか2巻で終わってしまうとは思ってなかったです。
結構いい作品だったのですが…
『香魚子』さんの作品は好きで全部読んでいるのですが
この作品は初連載作品で結構楽しみにしていたのですがこれで終わりだなんて。
でも、次回作に期待しています。
2巻もすごくいい終わり方でしたし。
1巻の話しは、小さな町・木ノ戸町でまっすぐに育ってきた“志保”は今年で中学3年生。
ピアノを弾くのが大好きで将来の夢はこの町にピアノ教室を開くこと。
そんな“志保”のクラスに美少女・“奈七美”が東京から転校してくる。
“奈七美”との出会いで“志保”のすべてが変わりはじめる。
2巻では1話1話に一人一人の中学3三年間での思い出や
家族での思い出などで泣けるような話ばかりでした。
始めは“崇”は思いを寄せていた“聡美”への思いを断ち切り
あえて遠くの高校に通うようになったりと初恋が終わってしまった話でした。
7話からは文化祭の話しになるのですが、この文化祭が
かなり重要な話しになっており、この文化祭期間で後の3人の今後が
決まっていくような話しでした。
7話の始めにある女子が男子に「ちゃんと歌ってよ男子!!」と言うセリフは
結構リアルな感じでしたw
自分もこんなのあったな~など思ってしまいましたw
“志保”は3年間音楽部でピアノを弾いており、文化祭では
クラス合唱でピアノを弾く役と音楽部での合奏をすることになるのですが
文化祭前日に、“志保”はドアに手を挟んでしまい怪我をしてしまいます。
怪我を皆に黙って演奏をすることになるのですが…
もうこの“志保”の話しは3年間の頑張りが崩れそうになるところが泣き所でしたね。
8話は“蒼馬”メインの話しなのですが、
私は“蒼馬”の話しが一番泣けると思っています。
“蒼馬”は自分のせいで病気がちだった母親が倒れ入院していることが
中学3年間そればかり考えており、自分のせいで兄が大学に行かず
働いていることや、昔は兄は頭いいのになぜ自分はこんなに駄目なのか
などで悩んでいたのですが、唯一得意なサッカーはある理由でやめてしまい
自分は世界にいらないのではと思っていく“蒼馬”がもう可愛そうで可愛そうで。
最後に変わろうとする“蒼馬”を見るだけでもう泣けます。
9話は“奈七美”の話しで親の都合で東京から田舎へ引っ越さなければいけなく
なったことが嫌だったのですが、“志保”や“崇”に出会い色々変わって行き
最後には自分がやりたいことを見つけ、先へ進むことへ。
“奈七美”は初めは“志保”の事を嫌っていたのです、最後は“志保”に
自分のありったけの気持ちを伝えているシーンはグッと来ました。
なんだか皆大人だなと思ってしまいます。
中学生でここまで考えているのかと思わせてしまうくらいでした。
一人一人の話しが感動的過ぎて何度でも読みたくなる話しでした。
結構いい作品だったのですが…
『香魚子』さんの作品は好きで全部読んでいるのですが
この作品は初連載作品で結構楽しみにしていたのですがこれで終わりだなんて。
でも、次回作に期待しています。
2巻もすごくいい終わり方でしたし。
1巻の話しは、小さな町・木ノ戸町でまっすぐに育ってきた“志保”は今年で中学3年生。
ピアノを弾くのが大好きで将来の夢はこの町にピアノ教室を開くこと。
そんな“志保”のクラスに美少女・“奈七美”が東京から転校してくる。
“奈七美”との出会いで“志保”のすべてが変わりはじめる。
2巻では1話1話に一人一人の中学3三年間での思い出や
家族での思い出などで泣けるような話ばかりでした。
始めは“崇”は思いを寄せていた“聡美”への思いを断ち切り
あえて遠くの高校に通うようになったりと初恋が終わってしまった話でした。
7話からは文化祭の話しになるのですが、この文化祭が
かなり重要な話しになっており、この文化祭期間で後の3人の今後が
決まっていくような話しでした。
7話の始めにある女子が男子に「ちゃんと歌ってよ男子!!」と言うセリフは
結構リアルな感じでしたw
自分もこんなのあったな~など思ってしまいましたw
“志保”は3年間音楽部でピアノを弾いており、文化祭では
クラス合唱でピアノを弾く役と音楽部での合奏をすることになるのですが
文化祭前日に、“志保”はドアに手を挟んでしまい怪我をしてしまいます。
怪我を皆に黙って演奏をすることになるのですが…
もうこの“志保”の話しは3年間の頑張りが崩れそうになるところが泣き所でしたね。
8話は“蒼馬”メインの話しなのですが、
私は“蒼馬”の話しが一番泣けると思っています。
“蒼馬”は自分のせいで病気がちだった母親が倒れ入院していることが
中学3年間そればかり考えており、自分のせいで兄が大学に行かず
働いていることや、昔は兄は頭いいのになぜ自分はこんなに駄目なのか
などで悩んでいたのですが、唯一得意なサッカーはある理由でやめてしまい
自分は世界にいらないのではと思っていく“蒼馬”がもう可愛そうで可愛そうで。
最後に変わろうとする“蒼馬”を見るだけでもう泣けます。
9話は“奈七美”の話しで親の都合で東京から田舎へ引っ越さなければいけなく
なったことが嫌だったのですが、“志保”や“崇”に出会い色々変わって行き
最後には自分がやりたいことを見つけ、先へ進むことへ。
“奈七美”は初めは“志保”の事を嫌っていたのです、最後は“志保”に
自分のありったけの気持ちを伝えているシーンはグッと来ました。
なんだか皆大人だなと思ってしまいます。
中学生でここまで考えているのかと思わせてしまうくらいでした。
一人一人の話しが感動的過ぎて何度でも読みたくなる話しでした。
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